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既存のアナログカメラの配線をそのままいかして高画質で撮影ができるAHDカメラ(同軸カメラ)システム。今回は、実際にアナログカメラからAHDカメラへ更新する際の設置工事の様子を写真を交えて紹介します✨
アナログカメラを取り外していきます。
天井ブラケットも外していきます。
アナログカメラで使用していた配線をそのまま新しいカメラ(OC2-B2Z5P)に接続します。
AHDカメラ(同軸カメラ)は、既存のアナログ配線をそのままいかせることから、ケーブルを引き直す手間がないため、施工期間の短縮や、費用を抑えてカメラの更新が可能です。
ケーブルを天井裏へ収めます。カメラの画角などをチェックしながら角度を調整し、カメラを固定したら、無事に機器の更新の完了です😊✨
Before
Before
これまで、マスプロ美術館では、電源と映像配線が別になったツーケーブルタイプのアナログカメラが設置されていました。
★After★
AHD(同軸カメラ)システムは既存のアナログカメラシステムの配線をそのままいかせることから、これらのメリットがあります💡
- カメラ、レコーダーの置換えだけで良いため工期の短縮が可能。
- IPカメラと比較してコストを抑えて導入が可能。
- アナログ配線はそのままで、高画質で撮影が可能。
既にアナログカメラシステムの配線がされている建物で、コストを抑えて、カメラの高画質化を図るなら、AHDカメラ(同軸カメラ)システムの導入がおすすめです。
AHDカメラ(同軸カメラ)システムには、電源と映像を別々の配線で伝送するツーケーブルタイプと、1本の同軸ケーブルで映像と電源を伝送するワンケーブルタイプの2つのタイプのカメラがあります。
防犯カメラの法定耐用年数は、一般的に6年と言われています。実際には、法定耐用年数よりも長く使用できてしまう機器の方が多く、今回のように20年以上使用しているケースも少なくありません。
ただ、どんなに高性能な防犯カメラもいつかは故障します。カメラが壊れていて、万が一の時に映像が映っていなかったということがあると大変です。何かが起こる前に、定期的に機器の点検、機器の更新をおすすめします。
この記事は、アナログカメラからワンケーブルカメラへの置換え例を紹介させていただきました。あくまで「例」と表現させていただいた理由としては、実際に美術館に導入したカメラはネットワークカメラだったためです。スミマセン💦
アナログ配線があるにも関わらずネットワークカメラへ置換えを行なった背景としては、これらの要因があります。
↓
今ある配線をそのままいかすことで、コストを抑えながら機器の更新を行いたい場合は、ワンケーブルカメラがおすすめです。今回のように、カメラを増やしたり、施設全体の配線の見直しまで行う際は、ネットワークカメラへの切換えの方が良いかもしれません💡
マスプロ電工では、AHDカメラ(同軸カメラ)システム、ネットワークカメラ、ワイヤレスカメラなど幅広く機器をラインナップしています。お客様に合わせて最適な機器のご提案ができるため、まずは一度ご相談ください😊
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