PoE給電とは?PoC給電とは?違いについて解説します!

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PoE給電とは?PoC給電とは?違いについて解説します!

PoE給電?PoC給電?防犯カメラの機能でこんな言葉を聞いたけど、なんのことか分からない。そんなあなたにPoE給電とPoC給電の違いについて簡単に解説します。

防犯カメラの給電方法はいろいろ!

防犯カメラの給電方法には、ACコンセントからの給電以外にも、PoE給電やPoC給電、乾電池やソーラーパネルを使用した給電などさまざまな方法があります。給電方法によって、防犯カメラの電源工事が必要であったり、配線方法が異なるため、設置場所や用途に応じて適切な防犯カメラを選ぶ必要があります。
今回は防犯カメラの機能でよく耳にする、PoE給電とPoC給電について解説します!

PoE給電とは?

PoEとは、Power over Ethernetの略で、インターネット接続に利用されるLANケーブルを利用して電力を供給できる技術のことです。
一般的にLANケーブルの通信距離が約100mのため、伝送距離も同程度となりますが、PoEハブを利用することで伝送距離を延長することができます。

PoC給電とは?

PoCとは、Power over Coaxial(Coax)の略で、テレビ配線にも使われる同軸ケーブルを利用して電力を供給する技術です。
同軸ケーブルの種類(太さ)によっても変わりますが、一般的にLANケーブルより長距離の伝送が得意です。

PoE給電とPoC給電の違いは?

PoE給電・PoC給電は、映像と電源をケーブル1本で伝送する給電方法です。電源重畳(ちょうじょう)ともいいます。
電力を重畳するケーブルによって、PoEやPoCと名前が変わります。

  情報と電力を重畳するケーブル 給電距離
PoE
(Power over Ethernet)
LANケーブル 約100m
PoC
(Power over Coaxial)
同軸ケーブル 約300m
(情報伝送は除く)

 

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