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巨大地震、台風、洪水など、日本ではこれまでに何度も自然災害が発生し、多くの人が被害にあっています。自然災害はいつ発生するかわかりません。いつ発生しても自分の身を守れるように自然災害について知っておきましょう。この記事では、自然災害の種類、災害時の行動、防災対策について簡単な言葉で解説します!
お子様も読める記事です♪
日本は、国の位置や地形、気象などから自然災害を受けやすい条件に多く当てはまっています。
●日本は地震や火山噴火の原因となるプレートの境目に位置している。
●日本は台風の通り道にある。
●日本は傾斜が急な山や川が多いため、大雨による土砂災害や洪水が起こりやすい。
このような日本に住んでいる私たちは、いつ自然災害が起きても自分の身を守れるように、自然災害について知っておく必要があります。
今回は、日本で直近に発生した、地震、津波、台風についておさえておきましょう。
自然災害には、地震、津波、台風、土砂災害、火山噴火など多くの種類があります。
今回は、日本で直近に発生した、地震、津波、台風についておさえておきましょう。
地震とは、地球の地下にある「プレート」と呼ばれる岩盤が周りから押されたり、引っ張られたりして、急激にずれることで発生する現象のことです。プレートとプレートの境目で発生する地震を「海溝型地震」、断層のずれによって発生する地震を「活断層による地震」と呼びます。プレートがずれたときに発生する揺れが地表まで伝わると、私たちは地震の揺れを感じます。 地震のそのものの大きさは「マグニチュード」、地震の揺れの強さは「震度」という単位で表され、マグニチュードが1上がると地震のエネルギーは約32倍になります。
台風とは、赤道に近い暖かい海の上で発生した低気圧(熱帯低気圧)のうち、低気圧域内の最大風速がおよそ毎秒17メートル以上のものをいいます。台風は湿った空気を多く含んだ積乱雲が集まってできているため、台風が接近すると台風周辺では大雨が降り、土砂崩れや洪水などの被害を受けやすくなります。
もしも地震や津波、台風が発生したらどのように行動したらよいのでしょう?
①強い揺れ・長い揺れを感じた時や、「津波警報」などを見聞きした時は、いち早く海岸からはなれ、できるだけ高い場所に避難しましょう。
海岸の近くにいる人は「津波注意報」でもすぐに海からはなれて避難しましょう。
②避難するときは、近くの高台、津波避難タワー、津波避難ビルなどに向かいましょう。
③津波は長い時間くり返しおそってくるため、「津波警報」「津波注意報」が解除されるまで避難を続けましょう。
①台風が近づいているという情報を見聞きしたら、危険な場所に近づかないようにしましょう。
自然災害が発生する前にできること(防災対策)もたくさんあります。
〇家具は倒れないように、壁に固定しましょう。
〇非常持出袋(防災バッグ)を準備しましょう。
避難指示が出されたときに、速やかに避難できるように、避難所に持ち出すものはあらかじめ防災バッグに詰めておきましょう。
〇水や食料、生活必需品を人数分準備しましょう。
水 3日分(1人1日3リットルくらい)
食料(非常食) 3日分 (ごはん、ビスケット、板チョコなど)
生活必需品 ライト、トイレットペーパー、ティッシュ、
携帯トイレ、カセットコンロ、ポータブル電源など
「もしも」に備えるマスプロ製品!
〇避難場所や避難経路を確認しましょう。
もし災害が発生しても、安心・安全を確保できるように防災対策をしておきましょう。
自然災害とは…
地震、津波、豪雨、火山噴火などの異常な自然現象によって、人や社会に被害を与える災害のこと。
地震とは…
・地球の地下にある「プレート」と呼ばれる岩盤が周りから押されたり、引っ張られたりして、急激にずれることで発生する現象のこと。
・「海溝型地震」と「活断層による地震」に分けられる。津波とは…
海の近くで地震が発生したときに海底が持ち上げられたり、押し下げられたりすることで、海底から海面まで海全体が動かされ、発生する波のこと。
台風とは…
・赤道に近い暖かい海の上で発生した低気圧(熱帯低気圧)のうち、低気圧域内の最大風速がおよそ毎秒17メートル以上のもの。
・台風が接近すると大雨が降り、土砂崩れや洪水などの被害を受けやすくなる。
地震が発生したら…
・周囲の落下物から身を守りましょう。
・近所の安全確認をしましょう。
・避難情報を確認し、非常持出袋(防災バッグ)をもって避難しましょう。津波が発生したら…
・揺れを感じたり、津波警報を見聞きしたら、いち早く海から離れてできるだけ高い場所に避難しましょう。
・避難するときは、近くの高台、津波避難タワー、津波避難ビルなどに向かいましょう。
・「津波警報」「津波注意報」が解除されるまで避難を続けましょう。台風が発生したら…
・台風が近づいているという情報を見聞きしたら、危険な場所に近づかないようにしましょう。
・雨や風が強くなる前に、台風対策をしましょう。
・危険を感じたり、避難指示があったときは、速やかに避難をしましょう。
自然災害が発生する前に備えておくこと!
・家具は倒れないように、壁に固定する。
・非常持出袋(防災バッグ)を準備する。
・水、食料、生活必需品を人数分準備する。
・避難場所や避難経路を確認する。
参考:内閣府「防災情報のページ」
首相官邸「防災の手引き~いのちとくらしをまもるために~」
国土交通省 気象庁 「知識・解説」