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防犯カメラの規格表に出てくる「撮影照度」って何のこと?数値は高い方がいいのか・・・低い方がいいのか・・・お教えします!
「撮影照度」とはカメラが撮影をするのに最低限必要な明るさを示しています。
明るさを示すLux(ルクス)という規格で表示され、単位は「lx」でルクスです。
撮影照度 | 撮影できる明るさ |
単位 : lx(ルクス) | 場所の明るさを数値の大きさで表す |
なので、撮影照度より暗い(数値が低い)場所を撮影しようとしても、暗く(黒く)なってしまい何が映っているか分からなくなってしまいます。
つまり、この項目の数値が低ければ低いほど暗い場所でも撮影ができる高感度なカメラということになります。
じゃあ、暗い場所で撮影するためには、撮影照度が低い高感度なカメラが必要?という訳ではありません。
暗い場所を撮影するために防犯カメラはいくつか機能を備えているものがあります。
高感度カメラ | わずかな明るさでも撮影することができるカメラで撮影する方法 (カラーでの撮影が可能です) |
暗視撮影(赤外線撮影)機能 | カメラにしか見えない赤外線のライトで照らして撮影する方法 (カラー撮影はできず、白黒撮影になります) |
センサーライト付カメラ | センサーライトを内蔵したカメラで、暗いところを明るくして撮影する方法 |
カメラ撮影照度がそこまで低くなくても、暗い場所を撮影することは可能です。しかし、撮影するのに、あまりにも高い照度が必要となると、相応のライトや赤外線で照らす必要があるため、夜間に遠くまで撮影することが難しくなるので注意が必要です。