IoTソリューション機器
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マスプロ電工は神戸市役所様に、市内各所で接種する新型コロナワクチンの、保管用冷蔵・冷凍庫の内部温度を見える化できる、LPWA(Sigfox)通信端末を利用した『温度の見える化管理システム』を納入しました。
今回、ワクチンを保管する冷蔵・冷凍庫へ、LPWA(Sigfox通信)温湿度センサー端末SGTHAを設置しました。温湿度センサー端末は、電池で駆動するため、電源工事不要で設置ができます。また、磁石を内蔵しているため、冷蔵庫内に簡単に取り付けが行えます。
今回導入された『温度の見える化管理システム』は、通信費が安価なLPWA(Sigfox)通信の温湿度センサー端末と、マスプロIoTクラウドサービス(SG)を使い、神戸市が市内各所で接種するワクチンの、保管用冷蔵・冷凍庫内の温度を遠隔地から一括管理できます。
遠く離れた庫内温度の測定データを、いつでもどこでもパソコンやスマホで閲覧でき、万が一設定したしきい値の温度を超えた場合、自動で関係者にメール通知される機能があるため、管理温度を外れた場合でも早急な対応がとれます。
今まで担当職員が冷蔵庫および冷凍庫内の温度を随時確認していましたが、この管理システムを導入したことでその負荷が低減されました。各会場の庫内温度が一元で管理できるため、関係者間での情報共有も容易にできます。また、温湿度センサー端末の取付けも簡単で運用も手軽に行えます。
そして何より、あらかじめ設定したしきい温度を超えるとメール通知されるため、有効性と安全性が保持されたワクチンを、市民の皆様に接種することができるようになりました。