IoTソリューション機器
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マスプロ電工は、クボタロジスティクス株式会社様へ、倉庫や作業現場での労働環境改善を目的として、温湿度センサー端末を納入しました。

マスプロ電工は、大阪府に本社を置くクボタロジスティクス株式会社様に温湿度センサー端末(SGTHA)とCO2温湿度センサー端末(SGTHA-CO2)を31拠点に合計200台と、データ閲覧サービスを納入しました。
クボタロジスティクス株式会社様は、夏季の熱中症対策や、冬季の寒さ対策など、倉庫や作業現場での労働環境を管理するため、温度計測データロガーを導入して1時間ごとの気温データを記録していました。しかし、データを取得するために週に1~2回のペースで機材を回収する必要があり、2つの大きな課題がありました。
【課題①】倉庫内を徒歩で回収するため作業負担が大きい
【課題②】温度データをリアルタイムで把握できない
これらの課題解決のため、温度・湿度を自動で計測し、LPWA通信を利用してデータをリアルタイムで取得できる、マスプロ電工の温湿度センサー端末とデータ閲覧サービスを導入していただきました。
マスプロ電工の温湿度センサー端末(SGTHA)とCO2温湿度センサー端末(SGTHA-CO2)は、省電力かつ長距離での無線通信が可能なLPWA(Sigfox通信)という通信技術を搭載した端末で、低コスト・低消費電力・長距離通信を実現しています。

また、乾電池駆動(単3乾電池2本)であるため電源工事が不要で設置場所を選びません。
3つの大きなメリットがあります。
【メリット①】配線の手間がない
【メリット②】電源が確保できない場所にも設置できる
【メリット③】設置場所の変更が簡単
また、送信間隔を1時間に1回と設定した場合に約2年にわたって使用でき、電池残量が少なくなったときの案内通知機能も搭載しています。
これらの特長、メリットが導入の決め手となりました。
今回導入いただいたシステムの詳細は下記の通りです。
31拠点に合計200台の温湿度センサー端末とCO2温湿度センサー端末を設置し、倉庫や作業現場の温度・湿度を自動で計測します。計測データはLPWA(Sigfox通信)によってクラウドへ送信され、パソコンやタブレットから現場の温湿度の変化をリアルタイムで確認することができます。また、あらかじめ設定したしきい値から、温度・湿度が外れた場合には、管理者にメールの送信でお知らせします。




今回は労働環境の管理を目的とするため、①人が多く集まる場所、②作業が多く発生する場所へ温湿度センサー端末が設置されました。測定結果をもとに、その場所が作業に適した環境であるか否かを判断し、より作業に最適な場所を見つけることに活用されています。
●クボタロジスティクス株式会社 担当者様
★作業の負担削減&熱中症対策の強化
今回温湿度センサー端末を導入したことにより、温度・湿度を自動で測定でき、LPWA通信によって測定結果をいつでもどこからでもリアルタイムで確認できるようになったため、作業の負担が大幅に削減されました。温湿度に加えて、暑さ指数(WBGT)もリアルタイムで確認できるため、熱中症リスクの早期発見だけでなく、作業者への水分補給・休憩の促し、作業者の交代をタイムリーに行なう仕組みを取り入れることもできました。6月に厚生労働省より職場での熱中症対策の強化が義務化され、より労働環境の把握が必要となったため、熱中症リスクを早期に発見し迅速かつ適切に対処するために、このような温湿度のリアルタイム管理は必要であると感じました。
★CO2濃度から現場の換気状況を把握
CO2温湿度センサー端末では、温湿度や暑さ指数(WBGT)の管理以外にもCO2濃度の管理ができるため、トラックやディーゼルエンジン搭載の自走製品が動く屋内倉庫内の空気質管理に応用して活用できます。換気作業が必要な状況をリアルタイムで把握することにも活用できる点が大きなメリットであると感じました。
★各拠点のデータを本社で集中管理
クラウドサービスを利用することで、温湿度センサー端末の設置拠点内だけでなく、遠隔地からでも状況を把握できます。各拠点の温湿度センサー端末を本社で集中管理できるようになり、全社レベルでの対策立案・実行判断するための客観的な共通認識の構築が可能となる点に大きな効果を感じています。