テレビ受信関連機器
一般
ここ数年、ますます勢いを増している「レトロブーム」。マスプロ電工が取り扱うコダックFZ55もレトロでエモい写真が撮れる!!と、とても人気です📸昭和28年に創業した当社にも、当時のカタログやパッケージなど様々な歴史があります。この記事では、マスプロ電工の懐かしのカタログ、パッケージを振り返りながら、マスプロ電工の昭和レトロを紹介します✨
先日、倉庫の掃除をしていたところ、昔作成したパンフレットや、壁掛けカレンダー、パッケージなどが出てきました。平成生まれの筆者にとっては、どのデザインもかわいい!新鮮✨と思ったので、みなさんにシェアします😊
今回のこの記事は、筆者の完全な独断と偏見で、マスプロ電工のレトロかわいいデザインたちを紹介します。
1950年~71年の間に発行されたカタログです。
創業者の端山孝は、美術品の収集以外にも、ライカーステやカトレアなどのランの栽培、大理石の収集など様々なものに強く関心がありました。そのこだわりの強さは、製品作りにも現れており、品質はもちろん、端山孝自ら、カタログの校正や、パッケージデザインの監修なども行なっていました。
これらのカタログは、端山孝が集めたコレクションの影響を受けているのかもしれませんね。
屋根裏など見えない場所に設置されることが多いテレビ受信関連機器。そのため、製品自体も、デザイン性というよりは、機能性を重視したシンプルな見た目になっています。
そんなテレビ受信関連機器を店頭に置く際に、お客様から明るい売り場にしたいという要望を受け、当時流行していたタータンチェックをパッケージに採用したそうです。テレビ受信関連機器とは思えない、POPなデザインのパッケージですよね。
現在は、黒色の製品が映える黄色のパッケージを採用しており、より視認性が良く、製品が目立つようになっています。
タータンチェック柄以外にも、斬新なパッケージデザインが多数ありました。
アンテナのパッケージデザインは、当時大流行したカラーアンテナにちなんでカラフルになっています。ロゴの色合いがとても可愛らしいです😊
八木式のアンテナは、魚の骨のような形にみえることからフィッシュボーンアンテナとも呼ばれています。お魚のイラストはこのフィッシュボーンアンテナをモチーフにさまざまなパターンのものが作られました。
水色のお魚は1950年代に作成された壁掛けカレンダーに描かれていました。ここに挙げたイラスト以外にも、様々なお魚のイラストがあったようです。当時のマスプロ電工の営業車や、通勤バスにもお魚のイラストが描かれたようです🐟
写真は1960年頃のマスプロ電工(当時:昭和電気工業)の営業車です。
昔のブラウン管テレビは、テレビの上に大きな卓上アンテナを設置することがありました。左右に広がったアンテナがウサギの耳のように見えることから、ウサギのイラストも作成されました。
マスプロ電工のレトロシリーズいかがでしたか?😊✨この記事を書くにあたり、当時を知る先輩方へインタビューをしましたが、「こうやって改めてみると可愛いね。」「このパッケージ懐かしいな~~」とみんなで会社の歴史を振り返るいいきっかけになりました✨📡