IoTソリューション機器
上級
マスプロ電工は中北薬品株式会社様に、LPWA(Sigfox)通信の温湿度センサー端末を使い、4県に7カ所ある各物流センターの、倉庫内複数箇所の温湿度を見える化できるソリューションシステムを納入しました。
卸売販売事業者や流通事業者にとっては、広い保管倉庫や、日々移動している輸送トラックの温湿度を監視するのは、多大な人件費と設備費が掛かるため、コストをなるべく抑え、かつ、遠く離れた所からでも温湿度を監視できるソリューションシステムが求められていました。
今回導入されました『温湿度の見える化』ソリューションシステムは、通信費が安価なLPWA(Sigfox)通信の温湿度センサー端末と、マスプロIoTクラウドサービス(SG)で、中北薬品株式会社様の各センターの倉庫内の温湿度を、遠隔地から一括で管理ができます。遠く離れた各センターの 温度・湿度データをパソコンやスマホで閲覧でき、「しきい値」を超えた際のメール通知機能もある ため、温度異常などの際に早急に対応することができます。
業務部物流本部長のコメント
『2018年12月に厚生労働省より発出された「医薬品GDPガイドライン」のポイントの一つに「施設は清潔で乾燥し、許容可能な温度範囲に維持すること」と書かれています。従来でも倉庫は一定温度内で管理していますが、それを担保するために温湿度センサー端末を導入することが必要でした。広い倉庫内で温度マッピングを可能にするにはコストも掛かりますが、LPWA通信を使うことでコストも抑えることができ、「しきい値」を超えるようであればメールで通知する機能もありますので、安心して業務を行うことができます。』
中北薬品株式会社様
中北薬品株式会社様は1726年に創業の名古屋に本社を置く地域に根差した医薬品流通企業です。地域医療の貢献を目的に安全で安心な医薬品を供給しています。