RFIDを活用したロケーション管理の実証実験を実施

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RFIDを活用したロケーション管理の実証実験を実施

RFIDタッチレス入退室管理システムが国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター様の実証実験に採用されました。

実証実験の背景

国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター様は、厚生労働省所管の国立研究開発法人で、病院と、研究所の2つの側面を持ち、高齢者の心と体の自立を促進し健康長寿社会の構築への貢献を目的に開設された施設です。

今回、国立高度専門医療研究センター6拠点(ナショナルセンター)による横断的研究の一環として、職員個々の働き方の質、特に医師の長時間労働を改善させる目的で、働き方改革の推進に向けて、RFIDを活用したロケーション管理システムの実証実験を行うことになり、その実証実験にマスプロ電工と株式会社WISHシステムコンサルティング様が提案する「RFIDタッチレス入退室管理システム」が使用されました。

RFIDを使ってロケーションの特定と勤務時間の記録

ロビーと研究室に合計6台のアンテナを設置し、実証実験を行いました。
職員はネックストラップにRFタグを入れて行動することで、位置の特定と勤務記録をシステムで管理を行います。

ネックストラップにRFタグを入れ行動
出入口に設置されたアンテナ
ロビーに設置されたアンテナ

読取結果はCSVデータで出力され、今回の実証実験のさまざまな検証に使用されます。
CSVデータで出力されるログは下記のとおりです。

  • 全読取りログ
  • 勤務時間算出ログ
  • 部屋別累計ログ
  • 従業員別集計ログ

電波のプロフェッショナルとして読取環境をサポート

今回のように、合計6台のアンテナを用いてロケーション管理を行う場合、アンテナごとに角度の調整や、電波出力の調整を非常にシビアに行う必要があります。
マスプロ電工は、電波のプロフェッショナルとして、事前の現場調査から、設置当日の読取調査まで一貫してお手伝いをさせていただき、ロケーション情報の正確性向上に貢献しました。

タッチレス入退室管理システムとは?

今回の実証実験に利用されたタッチレス入退室管理システムは、RFIDを導入するにあたり必要なアンテナ、リーダライタ、ソフトウェアがすべてパッケージになったシステムです。
今回は読取結果を様々な検証に活用するために、CSV出力したいというご希望に合わせた提案をさせていただきました。
タッチレス入退室管理システムは、CSV出力以外にも、管理画面を使った在席確認や従業員マスタ機能、各種オプションにも対応しているため、お客様に合わせたご提案を行えます。

システムに関するお問い合わせはこちら

今回紹介させていただいたRFIDパッケージ

  • 「タッチレス入退室管理」以外にも、
  • 「タッチレス在庫管理」もラインナップしています。

お客様の使用場所に合わせてアンテナの種類を選定したり、基幹システムとの連携などもオプションで行なっています。
導入検討のお客様、ぜひマスプロ電工もしくは株式会社WISHシステムコンサルティング様へご相談ください☺

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