テレビ受信関連機器
法人
この記事では、テレビアンテナ測定に関する用語のBER、MER、C/N、コンスタレーションとは?について、アンテナメーカーが解説します📡
BERとは、Bit Error Rate(ビットエラーレート)の略で、ビット誤り率のことです。
放送局から送信されたデジタル放送信号が、搬送中にノイズなどの影響を受けずに、どれだけ正確に受信できたかを信号の誤り率で数値化したもの。「2.00E-4(2.00×10–⁴)」以下であれば受信可能な状態ですが、エラーフリー「0.00」が受信良好の目安となります。
MER(変調誤差比)とは、:Modulation Error Ratioの略です。
受信したデジタル放送信号が、デジタル変調(振幅・位相)において、放送局から送信された振幅・位相と、実際の振幅・位相との差を数値化したもの。25dB以上あれば受信良好となります。
C/Nとは、Carrier to Noise ratioの略です。
搬送波と雑音の比のことで、数値が大きいほど良好な状態を表します。
メーカーによってはCN比と表示されている場合もあります。
コンスタレーションとは、放送局から送信される信号を理想値として考え、理想値を四角の中心とし、受信した信号をドットで視覚的に表示したものです。
信号の品質が悪い場合は、信号点にばらつきが多くみられます。信号の品質が良い場合はそれぞれのマス目の中心に信号点が密集します。
ここまで紹介してきた、BER、MER、C/N以外にもデジタルレベルチェッカーを使用すれば、様々な項目が測定できます。
また、デジタルレベルチェッカーLCV4Aは受信状態を映像と音声で確認もできます😊📡✨
実はコンスタレーション表示の画像はマスプロのデジタルレベルチェッカーLCV4AとアンテナU2SWLA20をわたしが担いで実際に社内で測定した画像なんです☺✨マスプロ本社は瀬戸タワーという送信塔がすぐ近くにあるので、悪い状態を作るのが難しかったです(笑)
この記事が少しでも参考になった!という方は左下の『いいね!💗』を押してもらえると励みになります☺
記事更新のお知らせや、おすすめの記事をメルマガでお届けしています✨良ければ登録してみてくださいね☺💗