アフターコロナにも使用できる!LPWAを使った換気対策

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アフターコロナにも使用できる!LPWAを使った換気対策

マスプロ電工は徳川美術館様に、新型コロナウイルス感染対策として、室内のCO2濃度・温湿度を計測するCO2温湿度センサー端末(SGTHA-CO2)と、測定したデータを可視化するデータ閲覧サービスを利用した館内の換気状況が可視化できるソリューションを導入しました。

換気対策の強化に

新型コロナウィルスの感染対策として、定期的に換気を実施することが求められてきています。また、厚生労働省をはじめとする、各省庁から空気環境の基準やポイントが示されているなかで、換気をする上での指標のひとつとしてCO2濃度が注目されています。

●年間20万人が訪れる美術館
徳川美術館は、宝物の質、種類の豊富さ、保存状態の良さや、定期的な企画展示や講演会の開催などから、年間20万人以上もの多くの来場者が訪れるため、換気対策には特に慎重に取組んでいます。
今回、換気対策をさらに強化するために、CO2センサーの導入をご検討いただくこととなりました。

館内の換気状況の可視化に

2021年6月5日に、特別展「名刀紀行-京・大和と九州展」に関連して行われた賛助会員向け内覧会において、マスプロのCO2センサーを使用してデモを実施しました。講堂には約50名が入りました。
講座の開始時刻には約600ppmであったCO2濃度が、30分後に800ppmを超えたため、前方と後方の出入口を開放し、講堂内ではエアコンと2台のサーキュレーターを作動させました。CO2濃度を可視化することで、数値を1000ppm以下で保つことができ、約1時間の講座を無事終了することができました。

アフターコロナにも使用できる

徳川美術館様では、展示室内やイベント会場における入場制限、入館時に体温測定と手指のアルコール消毒などが実施されています。今回これに加えて館内の換気状態の見える化に取組んでいただきました。
以下は設備の担当者様からいただいた評価です。

徳川美術館担当者様の声

『美術館という特殊な建物の構造上、換気対策には気を使ってきたつもりではあったが、こんなに急激にCO2濃度が上昇するとは思っていなかった。CO2濃度を可視化することによって、より効率的に換気を実施することができ、来館されたお客様の安全確保に役立てることができる。』

アフターコロナにも

『また、マスプロのCO2温湿度センサーは、機器本体の設置場所を自由に変えることができるし、本体から警告音や数値の表示がないので、鑑賞されるお客様の邪魔にならない。加えて温湿度も測定できるので、展示物や館蔵品の管理にもアフターコロナとして活用できる点が良い。』

静かにお客様の安全を確保するマスプロのセンサーです。 マスプロ電工は電波を使った技術とアイデアで、社会に貢献し続けてまいります

CO2センサー端末紹介動画

導入施設様 

徳川美術館様
徳川美術館は、御三家筆頭の尾張徳川家に受け継がれてきた宝物の数々を所蔵し公開している美術館です。
国宝「源氏物語絵巻」をはじめ、国宝9件、重要文化財59件、重要美術品46件など、種類の豊富さ、質の高さ、保存状態の良さを誇ります。また本館は国の登録有形文化財(建造物)に登録されています。

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