防犯カメラって色々な種類があるの?というあなた。映像の伝送など様々な種類があるんです。ここでは簡単に防犯カメラの種類を紹介します。

●レコーダー内蔵タイプ

カメラにレコーダーを内蔵しているため、別途レコーダーの設置や、映像用の配線の必要がなく、カメラ単体で録画ができるカメラです。録画媒体は、SDカードが一般的で、SDカードなどに録画したデータはパソコンなどで確認します。
映像ケーブルの配線やレコーダーの設置が不要で、カメラの設置・調整と電源の確保のみで撮影できるため、比較的導入しやすい防犯カメラです。

●ネットワークカメラ(IPカメラ)

撮影した映像を遠隔のパソコンやタブレット、スマートフォンなどからリアルタイムで確認できるカメラです。IPアドレスが割り当てられ、直接ネットワークへ接続できるため、IPカメラとも呼ばれます。パソコンから映像を送出するWebカメラと似ていますが、ネットワークカメラはカメラ単体でネットワークへ映像を送出できます。

●AHDカメラ(有線カメラ)

AHDは「Analog High Definition」の略で、従来のアナログカメラシステムの配線をいかしながら、高画質で撮影、録画できるカメラシステムです。
アナログカメラシステムを既に利用している場合、既存の同軸ケーブルをそのまま活用できるため、カメラやレコーダーの交換だけで済み、比較的低コストでの導入が可能になります。

●家庭用ワイヤレスカメラ

近年その手軽さや一般家庭での防犯意識の高まりから、設置台数が増えてきているのが家庭用ワイヤレスカメラです。カメラとモニターレコーダーがセットになっており、一般家庭などで簡単にセキュリティーの強化をすることが可能である。
カメラとモニターレコーダーの電源を入れるだけでカメラの撮影映像をモニターに映し出すことできる機種もあります。

●トレイルカメラ

トレイルカメラとは、人や物の動きを検知して自動で撮影するカメラのことです。屋外に設置されることが多いため、防水性能を備えている物が多いです。
電池やソーラー充電で駆動し、山間部や森林地帯で使用されることが多いので「トレイルカメラ」と呼ばれています。基本的にはセンサー検知時だけ駆動するため、電池駆動でも一年程度は撮影が可能です。

●ダミーカメラ

ダミーカメラとは、見た目は防犯カメラですが、実際には撮影できない防犯カメラのことです。映像を録画することはできませんが、空き巣などに対して、威嚇効果は高いです。近年のダミーカメラは精巧にできているため、見た目からは本物かどうか見抜くのも容易ではありません。本物の防犯カメラより低コストで防犯対策ができ、電源や配線工事の必要がないため、最も容易に導入できるセキュリティーといってもよいでしょう。

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