目視確認からRFIDシステムによる確認でより正確に!

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目視確認からRFIDシステムによる確認でより正確に!

マスプロ電工は、愛知県に本社を置く株式会社加藤製作所様にRFIDシステム『備品・製品の持出検知パッケージ』を納入しました。この記事ではシステムを導入する背景、システム内容について紹介します。

導入企業様

マスプロ電工は、愛知県に本社を置く株式会社加藤製作所様にRFIDシステム『備品・製品の持出検知パッケージ』を納入しました。
加藤製作所様は、自動車内装部品などの製作、加工を行なっており、今回納入したRFIDシステム『備品・製品の持出検知パッケージ』は、生産時に製品に添えたフラグ(社内管理用タグ)の外し忘れ検知に使用されています。

フラグ(社内管理用タグ)の外し忘れ検知

フラグ(社内管理用タグ)の外し忘れ検知
加藤製作所様では製品に小さなフラグを取付けて生産管理を行なっています。
製品を出荷する際にフラグが製品についたまま出荷されないように、外し忘れがないか、人が1つ1つ目視で確認していました。

今回、マスプロ電工のRFIDシステム『備品・製品の持出検知パッケージ』を導入することによって、電波を使ってフラグの外し忘れをさらに確実に確認することができるようになりました。

システム内容

今回導入された、RFIDシステム『備品・製品の持出検知パッケージ』は、フラグが製品についたまま出荷されないために、フラグにRFタグを貼付け、出荷口に平面アンテナを設置し、出荷口でRFタグ(フラグ)を検知したときに、警報器が音と光で通知する仕組みになっています。

マスプロ電工の『備品・製品の持出検知パッケージ』は、平面アンテナ、リーダライタ、警報器、RFタグ、持出検知ソフトウェアがセットになったパッケージです。 持出検知ソフトウェアをリーダライタに内蔵しているため、新たにソフトウェアを作成する必要がありません。さらに、パッケージのRFタグもすでに登録されているため、パソコンに接続しなくても、電源があれば簡単にRFIDシステムを始めることができます。

備品・製品持出検知パッケージ

  •  持出検知ソフトウェアをリーダライタに内蔵しますから、電源AC100Vがあれば、パソコン不要でスタンドアローンで駆動します。
  •  RFタグをつけた備品・製品の持出しを検知すると、警報器の警告灯とブザーで通知します。パソコンを接続すれば警報の解除・開始、検知履歴の確認ができます。さらに別売のシートアンテナと同軸ケーブル、LANケーブルを接続すれば、パソコンでRFタグごとに品名を登録できます。また、RFタグごとのロック・アンロック(持出不可・持出可)の登録もできます。市販品のUSBフラッシュメモリーをリーダライタへ接続すれば、通過のログを保存することもできます。

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